【他人任せではいけないイエステーション流の人材育成】

今回はイエステーション流の人材育成についてお話をさせていただきます。

イエステーションでは、人材育成について経営者に言い続けていることがあります。人材育成
は他人任せでは、うまくいかないという事です。中小零細企業がほとんどである不動産仲介業
において、外部研修ではその場限りで終わってしまい継続性がないため、せっかく教わった内容
が社員に定着しないということになってしまうことが多いのです。社長自ら育成計画を立て、社内で教えられる仕組みをつくっていくということが成功のポイントです。

イエステーションでは新人が入社したら、3か月で「わかる」、6か月で「できる」、1年で「教えられる」営業社員に育てることを基本に教えていきます。
入社時から3か月間が最も重要な期間となります。本日入社、本日開店、本人のモチベーションが最も高い時期であるはじめの3か月間で、どう教えどう過ごさせるか、その社員の今後のすべてが決定づけられるといっても過言ではありません。

初めの3か月で重要なことは、3か月で「1件契約を取らせてあげる」ことです。上司が同行してすべてお膳立てしていきながら、やれた感を醸成してあげることが最も大事です。
このことで新人は「この職は天職かもしれない」と感じてくれれば第一段階突破です。契約してお客様と共に喜びを感じることで、この仕事のやりがいを手にすることができるのです。

はじめの3か月で育成していくことがらについて、イエステーションでは教える側の研修と教わる側のマニュアルを用意しています。その中で大事なことがらとしていることを本日はお伝えいたします。
教えることがらとしては、新人の段階(新卒、売買未経験の20代、営業経験ありの30代等)によってもその内容は変わってきます。どの世代にも共通し第一に教えることは、「営業の精神」です。(イエステーションでの呼称)
営業の心構えのことです。例えば、10人のお客様を接客対応していくときに、このお客様は決まらないお客様だと決めてしまうことなく、反響があったということは10人とも購入いただけるお客様だ、と考えられるかどうかです。
このような考え方をはじめに教えていくことが重要です。少し角度は違いますが、イエステーションでは、お客様次第営業でなく、営業マン次第営業になりましょうとも教えていきます。

次に「業務知識」を重視していますので、この点を繰り返し教えていきます。
社内で教えるしくみの無いまま、社員を入れたとしても、その社員は半年以内に退職してしまうでしょう。特に今どきの社員は、背中を見て覚えろ…では通用しませんので、社内で教えるためのマニュアル(紙や動画)は常備しておく必要があります。

まだまだ書き足りませんが、今回はここまでとさせていただき、つづきは改めさせていただきます。

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